部屋のどこからでも目に付くホワイトボードでスケジュール・タスク管理を行います。生活と業務が切り分けづらい在宅勤務では、PCやメモではなく、勝手に視界に入る物を設置するのがオススメです。

あなたは決して怠慢な人間ではない、果てない注意散漫に終止符を打つ
一日中家の中にいると、普段ないがしろにしてきた多くの家事タスクがあることに気づきます。本来その多くの家事タスクは、終業後の限られた時間の中で対応をしてきましたが、在宅勤務が定着してくると、細かく切り分けられ、常に何かしらの家事タスクを残した状態で業務を行うことになります。
オフィスに出勤することは、生活と切り離され、家事について考える必要はなく、(なぜならできないから)業務に集中することができます。
生活と仕事が物理的に切り離されない在宅勤務では、業務に集中することができず意識が別の方向へと向いてしまいます。

真面目な方であれば、就業時間中は常に仕事のことしか考えてはいけないということを言い聞かせ、中々仕事モードとならない自分を心の中で戒めているのではないでしょうか。その必要は今後一切ありません。
人間は環境から影響を受ける生物です。図書館に行けば、どんなに騒がしい人でも心おだやかに本と向き合う準備をするように。夜のゴールドジムに通えば、どんなに内気で引っ込み思案な人でもあらゆる困難にも立ち向かう勇気を持つように。
睡眠、食事、入浴や家事を行う環境として認識していた家に、業務が侵略してきた形になるわけですから、生活や家事タスクを中心に考えることは当たり前の反応と言えます。
ホワイトボードには業務タスクだけではなく、家事タスクも含めて書き出すこと
それでも私たちは家で働かなければなりません。
そのために必要なことは、ホワイトボードに家事タスクも混ぜてスケジュールを組み立てることです。
例
8:00〜 ゴミ出し
8:15〜 朝食
9:00〜 メールチェック
10:00〜 洗濯・資料作成
11:00〜 買い物
12:00〜 昼食準備
12:30〜 昼食
13:00〜 クライアントとのWeb会議
14:00〜 進捗管理
14:30〜 洗濯物干し
就業中に焦燥感に駆られるほど家事タスクの時間を使っている意識が最初はあるが、恐れることなく、買い物のためにスーパーに向かっていただきたいです。
そして、ホワイトボードの右半分にできる限り大きく、このスケジュールを描き、時間感覚を摩耗させないようにしましょう。
ホワイトボードの中心には、心震える座右の銘を書くこともオススメです。
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